MS-06E ザク強行偵察型(ZAKU RECON)
製作者:HIGH-GEARed(渡辺真郎) さん
 
製作者コメント

●名前(HN)
┗HIGH-GEARed(渡辺真郎)

●作品名
┗『MS-06E ザク強行偵察型(ZAKU RECON)』


┗使用キット 1/144 『Z GUNDAM SERIES NO15 MS-06E ZAKU RECON』

●コメント
┗ お世話になります。旧コン初参加のHIGH-GEARed(ハイギヤード)と申します。

今回、『アカ肉旧コン6』に向けて製作しましたのはZガンダム仕様の『ザク強行偵察型』です。  
このキットは今をさかのぼること30年ほど前、小学校低学年だった頃に兄から譲り受け、人生初のプラモデル製作に挑戦したもので
大変思い出深い一品になります。しかし、その後はリニューアルキット以外を組むことはほとんどなかったので、『ザク強行偵察型』も
「いつかリニューアルされることがあれば 作ってみたいな〜」と漠然と考えていました。しかし(Bクラブからコンバージョンキットが
発売されただけで) 一向に同機がリニューアルされる気配はなく、もやもやを抱えたまま年月ばかりが経過してしまいました。
そんなときにmineさんから旧コンの募集を頂き、コンパの過去作品を見せていただいたところ、リニューアル前のキットでも作り方に
よってはかなり見映えのある完成度に仕上がる事が分かり、一念発起して旧キットでの再製作を決意するに至りました。

製作に関しては旧キットの製作自体が約30年ぶりとあって、当初は右も左も分からなかったのですが、旧キット製作に詳しい友人
モデラーからアドバイスを頂いたり、自分でもネットなどの作品群を見て情報を収集したりしつつ、気に入った方法を随所に採り入れました。

プロポーション面では太ももを中間部で切断し、プラ板を挟んで3ミリ程度延長。股関節にはボールジョイントを仕込んで股を広げられる
ようにした他、肩の『ハの字カット』を行い、足首は針金を使って自由に角度が付けられるように加工しました。

メカニカルな点では、胸部のバーニアがキットの設定位置だと動力パイプを直撃するため、胸部をプラ板箱組みでボリュームアップして取り付け
部を前にせり出させる工作を行っています。また、ハイザックのシールドを装備させることで、Zガンダム劇中で登場する仕様を再現しました。

ディティール面では、キットの箱絵やMGなどのリニューアルキットを参考にラインチゼルでスジ彫りを追加した他、ハンドパーツをビルダーズ
パーツに交換。バーニアとメインカメラはアドラーズネスト製のアルミ挽き物パーツに交換(カメラレンズはHアイズを使用)し、動力パイプは
ワイヤークラフト用のアルミ線に密巻きスプリングを被せて昔懐かしい雰囲気に仕上げました。
デカールはキットに付属のものをメインに使用し、ハイキューデカールでコーションマークを追加しています。

塗装は自分での混色などは一切行わず、全て市販の塗料をそのまま使用しました。具体的な色選択は以下の通りです。
 ■頭部、手足など
 ┗Mrカラー19『サンディブラウン』
 ■胴体
 ┗Mrカラ―43『ウッドブラウン』
 ■シールド
 ┗Mrカラ―42『マホガニー』
 ■シールドの連邦軍エンブレム
 ┗ガイアカラー122『スターブライトゴールド』
 ■コクピット周り、足裏など
 ┗ガンダムカラーUG015『MSファントムグレー』
 ■カメラ周り、ハンドパーツなど
 ┗ガイアカラー125『スターブライトアイアン』
 ■バーニア内側
 ┗ガイアカラー041『クリアーレッド』

塗装後にはブラウンで軽くウォッシングを入れ、メタリック部分以外を艶消しクリアーでコーティングしました。

旧ガンプラキットの製作は久しぶりとあって、おっかなびっくりしつつの製作となりましたが、今回の製作を通してリニューアルキットでは
味わえない創意工夫の楽しさを学び、それによって作品が自分好みに仕上がっていく充実感を知ることができました。
このような楽しい世界を知るきっかけを作ってくださり、主催のmineさまをはじめ、コンパを 盛り上げてくださっている参加者の皆さまには
心より感謝を申し上げます。
次回旧コン開催時にも引き続き参加をさせていただけましたらと思っておりますので、これからもよろしくお願い申し上げます。

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