航空母艦「雲鷹」
製作者:かめちー さん
<かめちー さん コメント>

製作編
1/700航空母艦「雲鷹」
一度は、プラ材で舷側を再現しようとしましたが、経験不足を痛感し、断念
素組みで、簡単なディテールアップのみとしました
@スポンソン(舷側の機銃台座)のブルワークは0.14mm厚の2mmプラ材で作り直し
Aそれを支える支柱は0.5mm角材と1.0mm角材で再現
B高角砲の砲身は1.0mm丸棒で作り直し 
C艦載機(零戦21型、99式艦上爆撃機)は、ライオンロア製を使用
ポイントは、プロペラを実機同様、微妙に捻ってある所です

完成編
塗装はタミヤの缶スプレー「呉海軍工廠グレイ」を使用
その後、「クリアーレッド」で艦底部を塗装し、本体のグレイを透かして雰囲気アップ
飛行甲板は「タン」で塗装後、「フラットホワイト」で白線を再現
キットの甲板は、おそらく「海鷹」のモノと思われる○線がありますが、無視します(笑)
エナメル系でウォッシング兼スミ入れ、リアルタッチマーカーの「オレンジ」と「ピンク」で船体の錆だれ等を、
「イエロー」と「ピンク」で甲板の木目を「らしく」再現
艦載機は全て筆塗り
マーキングは資料が無かったので、基本的なマークのみとしました
完成後にチョンボ発見!!
艦首に「アンカー(碇)」を付け忘れてました…(泣)

以上で、初艦船模型が完成しました

最後の写真は、よくある資料写真風に撮ってみた物です
決してピンボケのままな訳ではないですよ(笑)

実艦について:
日本郵船の豪華客船「八幡丸」を開戦前に徴用、呉工廠にて改造され、特設航空母艦として
昭和17年5月31日に完成、同8月1日に正式に「雲鷹」として軍艦籍に入りました

昭和19年8月15日、第一海上護衛隊に編入
油槽船団護衛の任に就き
9月17日、5隻の油槽船を護衛中に魚雷を受け、7時55分南支那海プラタス島南方の海底に沈みました
この時の油槽船は被雷した「あづさ丸」1隻を除いて無事内地に到着しました
感想は↓コチラ↓をクリック!
感想ブログへGO!