数年前に『月刊アーマーモデリング』という本を、ブックオフで105円で大量購入
My戦車ブームが到来した際に買ったはいいが、ずっと作らず仕舞いでしたがようやく
日の目を見ることが出来ました。
戦車模型は小学生の頃に1〜2回作ったきりで、本格的に作るのはコレが初めてで勝手
がわからず、なかなか苦労致しました。
製作に至っては、アーマーモデリング誌の『突撃!四八先生』コーナーのヨンぱち先生と
『戦車模型超級技術指南』の高石師範の記事を首っ引きで、通信教育さながらに作り
ました(笑)
ガンダム等と違って実在するものなので、特に改造するということもなく、説明書通り基本に
忠実に作っておりますがヨンぱち先生指導のもと、いくつか手直ししております。
其の1:説明書の通り作るとキャタピラが妙にカクカクしているので、起動輪部で本来9枚
使用するパーツを8枚と一コマ減らしラジオペンチで曲げ癖を付けて、自然なたるみに
なるようにしています。
其の2:前面装甲板のところに隙間があるので、不足分に1mmプラ板を貼っています。
前面装甲板は端の分も短めなので、0.3mmプラ板を貼って側面とツライチにしています。
其の3:前面にあるライトのコードが省略されているので、伸ばしランナーで製作。
ハッチの取っ手部もいい加減だったので、1/100MGガンダムver.1.0に付属
のフックで作り変えています。
其の4:キットには元々、砲塔側面及び車体前面に「圧延装甲板」表現がされてますが、
控え目なので流し込み接着剤を塗ってやわらかくしたプラ表面を歯ブラシで叩いて
くぼみを作った後、ペーパーヤスリで軽く平らにしています。
塗装は有名な『ハッピータイガー仕様』としました。
『ハッピータイガー』とは、モデルグラフィック誌にて連載された小林源文氏の架空
戦記漫画に登場する車体です。
物語は架空ですが車体自体は第二次世界大戦に実在した車両で、武装親衛隊
第2SS装甲師団「ダス・ライヒ」に所属し車体前面及び側面に、逆さの「福」の字が
書かれています。
缶スプレーのダークイエロー吹いた後、説明書の仕様図を見ながらエアブラシにて
ダークグリーンの迷彩。
境界線がボヤっとしてしまったので、再びダークイエローをエアブラシで吹いてます。
迷彩塗装も初めてだったので難しかったですが、結構楽しかったです。
投入間もない初期型タイガーなのと、1/48と言う小さめのスケールから汚しは控えめにし
ウォッシングと履帯(キャタピラ)の泥汚れ程度にしています。
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