ハセガワ 1/700 日本航空母艦「赤城」
製作者:へなちょこ さん
 
製作者コメント
普段はガンプラばかりの私ですが、こちらスケコンでは新しい模型、新しい分野に挑戦することができます。
今年もスケコンに参加させていただきありがとうございます。

今回は、艦船模型に初挑戦しました。
ハセガワのウォーターラインシリーズ、1/700日本航空母艦「赤城」です。
初めてついでに、海面製作にもトライしました。


製作を始めるにあたり、艦船模型のHowTo本(福士明春氏によるHJ誌)を読み込んだり、
YouTube(仲田博之氏による大人のプラモ道))を観たりして、しっかり予習をしました。
同じ赤城製作の解説ではあるのですが、その製作スタイルは両極端で、福士氏は緻密、
仲田氏はザックリ。私は初挑戦ということもあり、仲田氏寄りで製作することにしました。

■艦本体
 艦底にベース板への取り付けねじ穴を設置 →最初にやっておいて正解でした
 喫水線での貼り合わせ部をパテ埋め →時間をかけた作業だったのですが、最終的には波で見えなくなるというオチ
 こだわりの佐世保海軍工廠カラー「クレオス602番」で全体塗装 →ウォッシングすれば一般の軍艦色32番でも同じ?
 ボートや砲塔基部など、細かい塗分けは水性塗料を採用 →下地を侵さないアクリジョンが大活躍
 リノリウムは水性ライトブラウンの上にエナメルのレッドブラウン(仲田氏推奨) →筆ムラが酷くリカバリに追われました
 手すり用の汎用エッチングパーツを使用し、舷側の手すりを再現 →老眼では見えません!

■甲板
 純正の木甲板シートを貼り付け
 付属のドライデカールとデカールを使い分け、最後に水性つや消しクリヤーでコーティング
 張り線は4本のみ。素人がこれ以上張り線を増やすとボロがでるな、と

■艦載機
 艦載機用の汎用エッチングバーツを使用し、プロペラ、脚、キャノピーを再現
 →特にキャノピーの折り曲げが難しかった、というかできなかった
 小さなデカールをマニュアル通り貼り付けましたが、数が多くて大変でした

■ベース板と海面
 セリアの45cm板材と角材を木工ボンドで接着し、ダイソーの水性ニスを塗布
 「セラミック スタッコ」で、「波」を製作
 最初、サラサラの時に大きく緩やかな波を、少し固まってドロドロになってきたら小さく激しい波を作るのがコツかな
 ダイソーのアクリル絵の具(青、緑、黒、白)を使って海面を筆ぬり。単調にならないように黒っぽい青から水色までグラデーション
 波の先端に白を置いて、さらにドライブラシ風に白を適当に配置してそれっぽく仕上げました

■写真撮影
 手芸用のフェルト(青、水色)を背景に使いました。海と空を思わせるとてもいい素材でした
 iPhoneでのお手軽撮影でしたが、一眼カメラよりもキレイに撮れてしまう現実
 艦船正面からの画は、3倍程度のズームで撮影すると迫力がでますね

最後に
3月、4月は在宅勤務と外出自粛によってたっぷり時間をとることができ、締め切りに追われることなく悠々と
製作することができました。新しいことは楽しいですね
艦船模型、おもしろかったです
艦船についていろいろと知ることができましたし、エッチングパーツや張り線の難しさを実感することができました
次は空母加賀?戦艦大和?長門?
また作ってみたいと思います

mineさん、完成品を増やす機会を作っていただきホントにありがとうございました!
 
 
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