HN:KT@HGU
使用キット:タミヤ 1/12 ホンダCX500 TURBO
安い物には訳がある。
定価1200円(当時)のところ、ワゴンセール360円と激安でしたが、デカールは一目で
死亡と分かる程の物でした。長い間寝かしてありましたが、意を決してつくり始めたところ、
スケコン3の告知があり・・・まんまと応募作になりました。
デカールは本当にひどい状態で、何かと当たっていたのか丸い形に黒ずんでいる上、
粉々にひびわれていました。どうするか、何年も考えた末、次の方針に決めました。
・デカール補修剤を2度塗りする。
・上から水性塗料、エナメル塗料を塗って変色とひびを隠す。
・余白はなるべく切るが、変色が目立たないようにカウルは濃い色にする。
・それでも貼れなかったらあきらめて、メーターパネルだけ紙に印刷して貼る(笑)。
30年以上前のキットですが、フロントカウルの分割部がやや合いが悪いのと排気管の
接着線を消そうとすると、位置決めが難しくなるぐらいで、後はスムーズに進みました。
むしろ、部品の位置決めがしやすいようによく考えられているのが随所に見られ、
感心させられました。心配していたデカールですが、補修剤は非常に優秀で、一部切れたりは
したものの、貼ることができました。寸法はさすがのタミヤで、部品の形にぴたりと合いました。
濃紺(Mr.color 326 ブルーFS15044)で塗ったおかげで変色も目立たず、やれやれです。
最後はクリアーコートでひびや上塗りでできたぼこぼこを押さえ込んで終了です。
バイクは実車を知らないので、あまり作らないのですが、少しづつ形になっていくのが面白く、
完成するとまた作りたいという気持ちになります。
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