HN :みりん
作品名 :VF−25F スーパーメサイア
使用キット:バンダイ1/72 VF−25Fメサイアバルキリー アルト機
同 VF−25用スーパーパーツ
<プラン>
個人的にバルキリーはファイター形態だけあれば充分でした。
その為、ファイター形態固定で作ることはキットを見る前から決めていました。
それに近年一番好きなシリーズはハセガワ製バルキリー。
そこでテーマは「ハセガワの作ったようなVF−25」としてスタートしました。
また宇宙使用メインの25なのでスーパーは必携装備と思いスーパーを選択。
カラーリングも代々主役の赤ラインが好きなのでアルト機です。
<製作>
ノーマルなら出来るだけ接着して段差・隙間を消す事になりますがスーパーだと必然的に
それらが出てしまう箇所が有ります。
また、塗り分けも大変なのでどこまで組んでどこで分割するかを検討します。
仮組み・仮合せを繰り返すのですが、これが超大変でした!
慎重すぎる程確認したら、各部に瞬着を流し込んで固定。特に脚フレームはここでガッチリ
決めました。
また分割する所周辺も出来るだけ瞬着で固定しておき、組み上げ時に接着し難そうな所には
エポパテを裏打ちして糊代(ガイド)を作っておきました。
これらはインテークから脚部周辺に集中しており難しい部位ですが、ノーマルを選択すれば
この辺の作り込みはエアモデルとして難しい所なのでそれからは解放されましたが…
その後はエアモデルとしてのディテールUPです。
主翼を削り込み、反応弾とパイロンはアーマードより流用。キットのモールドを当てにすると
ズレます。
尾翼はキットの物を接着後に削り込み。各翼端灯はクリアー化。
ベクターノズル内にアフターバーナーを1/100のF−14より加工して追加。
前脚は流用パーツと伸ばしランナーのパイピングでディテールUP。
主脚はキットパーツの余計な所を削り取り。
アンテナ類をプラ板で作り替え。
コクピットは前面モニターの位置を前に下にずらして再接着(モニター内は言い訳程度で…)
EXギアの肩だけ追加。アルト姫はVF−1用より改造。
キャノピーは裏側を出来るだけ削り込み、YF−19のパーツを流用して開状態に。
バックミラーとロック機構をF-15用エッチングとプラ板小片で。
この辺はエアモデル的演出としてやってみました。
スーパーパーツのメインブースターはモナカなパーツで後方下部は余り良い合せ方では無いので
切り取ってプラ板で作り替え。全ノズルの縁を薄くしました。
後はスジボリとリベット追加。25にリベット?と思う人もいますが模型的見栄えという事で。
スーパーパーツには多少キャラモデル的ディテールも入れてみました。
<塗装>
白は明るい方の制空グレー(ゴーストグレー)に青味を入れた白でグラデ。
スーパーパーツも濃い目に調整してグラデ。
赤はデカールに近づけて調合したつもりでしたが黄味がキツかったかも。
ノズル部はシルバーにクリアーカラーを重ねて。足首外装はシルバーに自作ガンメタのグラデ。
バルキリーを作る時の拘りとしてライン部は極力塗装します。
今回も円形部以外の多くは塗装してあります(足首アーマーは大変でした)
デカールはキットの物とVF−0とHiQpartsとベルテクスより。
<最後に>
最後の組み上げ時に想定以上にすんなり組めたのは事前作業の賜物です。
やっぱ模型に仮組み・仮合せは重要な作業ですね。
2ndに提出する筈が3rdギリまで掛かってしまいました…
でもこのキットを見た時に半ば挫折していましたが、このコンペのお陰で完成まで漕ぎ着けました。
その事だけでも主催者のmineさんには感謝!です。
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