米海軍原子力空母 Gerald R. Ford
製作者:へなちょこさん
 
製作者コメント
艦モデルは、帝国海軍「赤城」、護衛艦「いずも」に次いで今回で3作目になります。
米海軍の最新空母です。
艦ナンバー78にも何やら運命的なものを感じてキットを購入しました。
2023年12月発売、マジックファクトリー(中国)の1/700キットです。

展示台となる海面製作を含め、製作期間は5ヶ月となりました。
振り返ってみると、実際に手を動かしていた時間よりも、
米空母について調べたり、
装備や艦載機、甲板の汚れなどの資料を集めたり、
あるいは製作手順についてあれこれ考えたりする時間の方が長かったように思います。
甲板の下の巨大な格納庫は「見せ場」であるにもかかわらず、完成後は真っ暗になることに
気づいてまた手が止まり、悩んだ末にLEDでの電飾にも挑戦することにしました。
LEDや半田ごてを買いそろえるところから始めたという、いかにも素人。

また、説明書の色指定が甚だ不親切で、どこを何色で塗るべきが非常にわかりづらく作業を
さらに遅らせました。あれこれ悩んだ結果、
 床面:[333] 暗いグレー
 甲板:[317] やや暗いグレー
 側面:[315] 明るいグレー
いちいち動画や写真で色を調べても作業が全く進まないのでこの基本3色決め打ちで塗装しました。

甲板の白線は塗装で表現し、塗装後クリヤーコート。
デカール貼り後、半つやコートしてマルチブラックのウォッシング。
最後につや消しをふきました。

汎用の手すりエッチングパーツを各所に取り付けましたが、これが果てしない作業でした。
艦モデル初心者にはいい経験になりました。
艦載機はキット付属分だけでは少なかったので、ピットロードの1/700飛行機を購入したり、
護衛艦いずも付属の作業車などで賑やかしとしました。
甲板上の艦載機は翼を折りたたんであるべきなのですが、翼を切り刻んで自作する自信が
なかったので今回は見送りました。

製作期間は5ヶ月という長期間になってしまいましたが達成感も味わえました。
艦モデルの経験値もどんどん上げていきたいです。
ありがとうございました。
 
 
 
 
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